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藤 暢輔; 大島 真澄; 小泉 光生; 長 明彦; 木村 敦; 菅原 昌彦*; 後藤 淳*
AIP Conference Proceedings 1090, p.189 - 193, 2009/02
多くの球形核では低励起準位に3が存在する。陽子数=40と中性子数=50, 56のサブシェルによりZrからZrまでのZr同位体はほぼ球形であると期待されるが、陽子21と中性子21により大きな八重極集団性を持つ可能性がある。原子力機構タンデム加速器によりZrを380MeVに加速し、セルフサポートのPbターゲットによるクーロン場により励起し、放出される線を多重線検出装置GEMINI-IIにより検出し、反跳粒子を位置感応型粒子検出装置LUNA-IIにより検出した。得られた実験データをGOSIAを用いて解析し、E2及びE3マトリクスエレメントを得た。マトリクスエレメントより得られるB(E3)はZrが大きな八重極集団性を持つことを示唆していた。
大島 真澄; 金 政浩; 木村 敦; 古高 和禎; 藤 暢輔; 小泉 光生
AIP Conference Proceedings 1090, p.386 - 390, 2009/01
反応からの多段線カスケードを線分光法で調べた。原子力機構研究用原子炉JRR-3における12台の大型ゲルマニウム検出器とBGO検出器からなる多重線検出装置STELLAを使用して、多重線のデータを取得した。中性子捕獲状態から基底状態への完全系のカスケード事象から、励起状態の準位構造を決定する新たな手法を開発した。その原理と有効性をNiの例で紹介する。
金 政浩; 大島 真澄; 古高 和禎; 小泉 光生; 藤 暢輔; 木村 敦
no journal, ,
基底遷移線の部分断面積の和を取る手法は、中性子捕獲反応断面積を求めるのに有効な手段である。この手法で断面積を求めるためには、対象核種の基底遷移の同定が必要であるが、ほとんどの核種において同定されていないものが多く存在し、本断面積測定法を適用できる状況ではない。そこで、われわれはそれらの基底遷移を同定するための多重即発線測定用のスペクトロメータを開発した。これは、捕獲状態から基底状態までに放出される即発線を効率的かつ低バックグラウンドで測定できる、世界最高クラスの核準位構築用のスペクトロメータである。また、この装置で得られた即発線のデータから基底遷移を同定する手法(TELLA-2)の開発も行っている。この手法開発のために行った、S(n,)Sの測定の解析結果から、未知準位の候補がどのようにして得られるかについて報告する。